プライベートキャンプ場のトイレ事情について

キャンプ場作成

問題となってきたトイレ事情

お疲れ様です、ともぴーです。
私生活でいろいろやりたいことができて、ほとんど更新できていませんでした。
今回はトイレ事情について話します。
前々回の記事はキャンプ場予定地でおおよその草刈りが終了したところで終わってました。

草刈りが終わるとキャンプ自体はできるので、キャンプを始めたい!と思ったけども
色々作業していて真っ先に解決しなければいけないなと思っている問題があります。
それは、”トイレがないこと

そう。トイレがないんです。
キャンプ場の裏は森なので、いわばすべてがトイレでもあるとも言えます。Anywhere。

トイレがanywhereなイメージ図


しかし、真夏とかに虫がたくさんいる中でパンツを下すのは、なかなか躊躇われる。。。
いやーいいのよ別にトイレがなくても近くに24時間やっているコンビニとか公衆トイレとかがあれば。一応近くに施設があるが、17時までしかやってないので泊まりとなると森の奥へ消えていくしかない。。。
男性だけで泊まったり、作業したりするにはそこまで問題にならないんだけども、女性を呼ぶことができない。
男性でもトイレがないとなんだかんだ、少し嫌な気持ちになる人も

そうだ、トイレ導入しよう。やっぱりトイレは必要です。

トイレの種類を復習

トイレの種類を決める必要があります。前の記事で紹介した大雑把な種類とメリデメは以下。

トイレの種類と管理する上でのメリデメ

汲み取り式簡易水洗式本水洗式バイオ
メリット工事や水道が不要
価格が安価
水で流せる
給排水の工事が不要
衛生的
汲み取りが不要
悪臭が抑えられる
水なしでも運用可
デメリット悪臭がする
虫がわきやすい
汲み取りが必要
水の補給が必要
汲み取りが必要
給排水の工事が必要電源とメンテナンスが必要
ランニングコストが高い

うちのキャンプ場はまだ電気通ってないし、水も出ていないのでそもそも、選択肢が汲み取り式しかありませんwww
実は汲み取り式はキャンプ場にあるんだけども、扉があかない。

開かずの汲み取り式トイレ。鍵がかかっており壊さないといけない。

しかもかなり臭い。
おばあちゃんに聞いてみたところ、清掃などの清潔面でメンテナンスが大変、業者を呼ぶのが面倒。
汲み取ってもらうのもお金かかる等々。不満しか出てきませんでした・・・

なんとかもっといい方法がないのかを考えたい。
やっぱりずっと遊ぶにはメンテナンスが楽なものがいいなと
正直水が出てれば完全に本水洗式にして、清潔なトイレにしたいんだけども、水を引くのが大変だからなあ、、、

以下の方のブログで水道設備を整えるコストについてとても参考になりました。

R町の土地をプライベートキャンプ場にするという妄想(トイレ編) | CAMP HOUSE
将来、R町の土地をプライベートキャンプ場にするという妄想についての記事、前回は、その妄想を完成させるために必要

1)上下水道の引き込みについて以前、建築家の友人が役所まで足を運んで調べてくれていました。近くまで通っている水道を延長する必要があり、そのコストは200〜300万円(自己負担)となります。もちろん利用料は毎月必要です。

CAMP HOUSE – 田舎暮らしをキャンプのように楽しむ
https://www.camp-house.com/blog/convert-from-farm-to-private-camping-space-2/

結局引いてある井戸を再活用できればそれがいいんだけども、電気がないとモーターが動かせないので、先に電気工事をする必要があります。


電気工事をするにはあの埃をたくさん被ったログハウスをきれいにしないと漏電等で一発で火事になりそうなので、もう少し清掃に時間が必要。。。
トイレよりまずは電気を何とかしたほうがいいのか?

救世主のコンポストトイレ

そこで目を付けたのがコンポストトイレ。上記で説明したバイオトイレの一種です。
コンポストトイレの説明については以下。GPT君が教えてくれました。参考程度にどうぞ。

コンポストトイレとは、専用の堆肥化槽に排泄物を集め、そこで微生物の力で分解・発酵させて堆肥を作り出すトイレのことを指します。専用のトイレ本体や、堆肥化槽、通気孔などが必要となります。

一定期間後、堆肥化槽内の混合物は堆肥に変わります。この堆肥は、植物の栄養源として利用できます。ただし、堆肥を使用する場合は、衛生的な取り扱いが必要です。

コンポストトイレの特徴としては、水を使わないため、節水効果があり、トイレットペーパーなどの紙類もそのまま堆肥に含まれるため、処理が容易という点が挙げられます。

GPT君

そうなんだよね、水がまず不要。
そして電気があったほうが冬季は良さそうだけども、とりあえず、電気がなくても問題なさそう。
また、メンテナンスもそこまで大変ではないです。

一応メリットデメリットを挙げるとすると以下。

コンポストトイレのメリットデメリット

メリットデメリット
環境に優しい定期的な処理が必要
維持管理が容易4℃以下では微生物が活動してくれない
悪臭が少ない処理された堆肥の扱いが必要
無水化トイレに比べて安価大量の利用者には向かない
汲み取らなくていい使用後にレバーでかき混ぜが必要

いやーまさに自分の今の状況にもってこいだ。親がそのうち畑を再開したいと言ってて、肥料自体は使う予定。そのうち。
うまく運用できれば自分の排せつ物が、そのまま肥料として昇華され、また食べ物ができるという、好循環ができそう。

商品を選べば、お値段もそこまで高くなく
自分が購入したコンポストトイレrelifeだったら、DIYすれば4万4000円から購入可能。既製品でも11万円です。
そしてなにより、圧倒的なビジュアルの良さ。自分の家のトイレよりおしゃれ??

http://offgrid.fun/ ギャラリーより セパレータで大と小が分かれているのがわかる

コンポストなので中に堆肥を入れる必要があるんだけども、入れるのはその辺に売ってる腐葉土と分解力を高めるためのチップを入れればOK。チップはお高いかもだけども腐葉土はホームセンターなどで18ℓで600円とかで売ってる。Amazonだと逆に高いから現地購入がおすすめです。しかし、一度はネットでの相場は確認しとくのがいいかもしれません。

コンポストトイレの使い方

コンポストトイレはつくりとしては4つに分かれています。

1、外枠・便座部分
2、腐葉土などを入れて大を分解する部分
3、小をためておく部分
4、セパレータ部分

http://ecobaka.com/relife-maintenance/ relifeメンテナンスの記事から借用

使い方としては以下のサイクルの想定。

1、トイレをするときは小は前方に、大は後方の大きな穴する
2、小をしたらジョウロなどで小がつたった部分を水で流し、大をしたら、トイレの横にあるレバーをギコギコして、土と微生物と大を混ぜる
3、定期的にセパレータ部分を取り出して丸洗いし、ポリタンクにたまっている小を流す
4、2か月くらいに一回分解された腐葉土を肥料として使うために容器から出す。新しいのを入れる。
5、出した腐葉土を放置して発酵させ、2か月くらい放置したらそのまま肥料として用いる

小が大部分のコンポスト部分に入ると分解が進みずらく、悪臭がする可能性があるらしい。。。
うまく分けられれば、コンポストトイレは不快なにおいはなく、土の香りがするとか。
ちなみに肥料として使わないで、そのまままたコンポスト部分に入れてトイレとして使用可能。

腐葉土の交換頻度は「使用人数」と「便の状態」にかなり大きく関わるそうです。
一人で使用の場合は半年ほど中身を交換せず使用できるらしい。

キャンプ場に、一人の人が生活しているわけではないので、たまに遊びに来る使用度具合だと
使う→外に出して発酵させる→分解完了→次来た時にトイレに設置→使う→
こんな感じでループできそう。

管理費ゼロ。肥料として使用可。水・電気不要・悪臭なし。神。
実際の使用感・良いところ・悪いところは使ってみてレビューしてみたいと思います!

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